コラム

防災の力で「一人でも多くの命を救いたい」

2025/6/16

防災の力で「一人でも多くの命を救いたい」

― その小さな行動が、大切な命を守る ―

 災害はいつ起きるかわかりません

地震・台風・豪雨・火災・噴火など、自然災害はいつ、どこで、誰に起きるか予測できません。
「まさか自分が…」と思った瞬間に、突然その時はやってきます。

そんなとき、生死を分けるのは——「備えがあったかどうか」です。

 


 “たった一人”の備えが、命を救う

  • あなたが備えた非常食が、誰かの命をつなぐ

  • あなたが用意した消火器が、火災の拡大を防ぐ

  • あなたの情報発信が、誰かの避難を助ける

防災対策は、自分を守ると同時に、他人の命をも守る行動なのです。

 


 「うちは大丈夫」では通用しない現実

「マンションだから安心」
「若いから大丈夫」
「今まで何もなかったから」

――そんな油断こそが、被害を拡大させる原因になります。

実際に、阪神・東日本・熊本などの大震災では、“想定外”の人々こそが多く被災しました。

災害は「いつか」ではなく、「今日かもしれない」のです。

 


 今すぐできる防災対策【チェックリスト】

✅ 家族や友人と防災について話し合う
✅ 非常食・水・備蓄品を1つずつ増やす
✅ 防災アプリをインストールする
✅ 避難所まで実際に歩いてみる

これらすべてが、「命を守る行為」です。

 


 企業・団体の皆さまへ_防災は社会への責任です

なぜ企業に防災が必要なのか?

企業は地域・社会に支えられて成り立っています。
だからこそ、有事の際には社員・地域・取引先の命を守る行動が求められます。

企業に求められる防災対策例

・事業継続計画(BCP)の策定

・安否確認・連絡体制の整備

・テレワーク環境の構築と訓練

・備蓄・防災訓練の実施

・地域・他企業との共助体制の構築

災害時に社員の命と業務の継続を守ることは、企業の信頼と存続を左右します。

 


 防災は「コスト」ではなく「信頼への投資」

「防災は利益を生まない」と思われがちですが、
実際には企業のブランド価値と継続性を支える投資です。

「命と仕事を守る会社」は、取引先・顧客・地域から信頼され、選ばれ続けます。

 


 企業のはじめの一歩_防災アクション例

・防災訓練の年2回実施

・社員向け防災マニュアルの配布

・備蓄品の見直し・入れ替え

・地域の防災訓練やイベントに参加

これらの取り組みは、防災意識の高い企業文化の形成につながります。

 


 企業が変われば、社会も変わる

大災害の後、人々は「どの企業が支えてくれたか」を覚えています。
企業の防災対策は、社会への貢献であり、未来への信頼構築です。

 


 最後に_あなたの一歩が、命を守る力になる

「命を守る行動」は、誰にでもできます。

防災は、未来へのやさしさです。
その時」に後悔しないために、「今できること」から始めましょう。

株式会社亀忠 編集部
株式会社亀忠 編集部

愛知県名古屋市に本社を構え、創業明治3年からノベルティの制作・企画・提案を行っている歴史ある会社です。