2025/8/4
2011年の東日本大震災を思い起こさせるような緊張感のなか、2025年7月30日のカムチャツカ半島沖で起きたマグニチュード8.8の地震は、太平洋を越えて日本でも北海道などで津波警報が発令され、大規模避難が実施されました。
被災された方々に心よりお見舞いを申し上げるとともに、震災の教訓として防災体制や危機対応に改めて目を向ける必要があると感じています。
大規模地震の際には、交通機関の麻痺により「帰宅困難者」が多数発生します。
無理な徒歩帰宅は二次災害のリスクを高めるため、職場や最寄りの一時滞在施設での待機が基本です。
企業は、従業員向けに水・食料・簡易トイレなどの防災備蓄品に加え、経口補水液・冷却グッズ・暑さ対策の備品も用意し、熱中症対策を強化しておくことが重要です。
特に夏季は、避難や待機中に体調を崩すケースが増加しています。
皆様自身も、徒歩ルートの確認や家族との安否確認手段、そして気温や湿度に応じた行動判断を日頃から意識することが求められます。
「自宅に戻る」のではなく、「安全な場所にとどまる」という選択が、命と健康を守る大切な行動です。
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