【豆知識】印刷方法の種類

【豆知識】印刷方法の種類

2020/11/4

■商品・素材にあった印刷方法
バッグにフルカラーで印刷したいんだけどどんな方法があるの?どの印刷方法が低コストでお願いできるの?など、印刷方法は色々あるため、お客様のご要望にあった内容でご提案をさせていただきます。下記に印刷の種類をご紹介いたします。

シルク印刷
1色ごとに版を起こし直接インクを刷り込む方法です。広範囲に印刷したい時に適しています。
オススメ
バッグ・Tシャツ・巾着など広い面に印刷したい時やロゴなど色数の少ないデザインの時
※多色を印刷することも可能ですがあまり適さないです。
コスト・色数
普通・2色程度まで


回転シルク印刷
印刷したいアイテムを回転させながら印刷する方法です。円筒状の商品であれば360度全面印刷する事も可能です。
オススメ
ボトルなどに広範囲にわたってプリントしたい時や細かい文字や小さな柄を印刷したい時
※1周印刷する場合デザインのつなぎ目に余白スペースをいただく場合があります。
コスト・色数
高い・2色程度まで


パッド印刷
インクを載せたシリコンゴムのパッドをスタンプのように商品に押し付けて印刷する方法です。シリコンゴムに弾力があるため多少の曲面にも名入れができるのが特徴です。
オススメ
ボールペンなど曲面で小さいスペースに印刷したい時や細かい文字や小さな絵柄をキレイに印刷したい時
※生地など凹凸のある素材には不向きです。
コスト・色数
低い・単色


インクジェット印刷
インクジェットプリンターで直接印刷する方法で単色デザインはもちろんのこと写真やグラデーションなどのフルカラーのデザインも印刷することができます。
オススメ
布物から雑貨品まで様々なアイテムにプリントしたい時やグラデーションや細かい柄のプリントをしたい時
※縫製品は直接生地に印刷するため転写と比べ生地の影響を受けることがあります。
コスト・色数
高い・フルカラー


熱転写
絵柄を印刷したフィルムシートを熱と圧力を加えて商品に転写する方法です。
オススメ
色の再現性が高いフルカラープリントをしたい時や綿~ポリエステルまで様々な生地に対応
※アイテムにシートが圧着した仕上がりとなります。デザインによっては柄の周りに縁がつくことがあります。
コスト・色数
高い・フルカラー


昇華転写
分散染料インクをインクジェットプリンターで転写紙に印刷しそれを商品と張り合わせて高温で加熱することで転写紙から商品にインクを染み込ませる方法です。
オススメ
布物から雑貨品まで様々なアイテムにプリントしたい時やグラデーションや細かい柄のプリントをしたい時
コスト・色数
高い・フルカラー


箔押し・素押し
箔押しは熱と圧力で金や銀などの色箔を転写させる印刷方法です。素押しとは熱と圧を加えることで商品に押し印をする方法です。共に上品で高級感のある印刷が可能です。
オススメ
レザーや合皮などのギフトで高級感のある名入れにしたい時や通常のインクプリントとは違うシックな表現をしたい時
※細かい文字や複雑な絵柄の表現には不向きです。
コスト・色数
普通・フルカラー


刺繍
布地やその他素材に針と糸で装飾する方法です。パンチデータという刺繍用の型を作製し刺繍機に読み込ませることでデータ通りの刺繍をすることが可能です。高級感もある刺繍はギフトの名入れとしておすすめです。
オススメ
バッグやタオルなどに高級感のある名入れをしたい時や通常プリントとは違う立体感のある名入れがしたい時
※針で縫いつけていくため刺繍部の裏面は刺し跡が入ります。デザイン(細い線・抜き等)によっては再現が難しい場合があります。
コスト・色数
高い・フルカラー

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