【豆知識】インクジェット印刷の特徴

【豆知識】インクジェット印刷の特徴

2020/11/19


■インクジェット印刷
インクジェットプリンターで直接製品に印刷する方法で、写真やグラデーションなどフルカラーデザインもきれいに印刷します。家庭用のインクジェットプリンターと原理は同じで、CMYKの4色のインクを霧状に噴射します。UV光(紫外線)を照射することにより、製品にインクが定着しているため、鮮やかな色彩表現も得意としています。

下地にホワイトインクを同時プリントすることで、本体色の影響を防ぎます。
濃色や透明な製品上でも、はっきりとした色の表現ができます。
ホワイトインクをプリントしない場合は、本体色を活かした印刷になります。

版を必要としない代わりにデータ配置料がかかってきます。
小ロットのノベルティ製作にもおすすめです。

▼主なインクジェット印刷対応商品
ボールペン・モバイルバッテリーなど

■インクジェット印刷(UV印刷)の注意点
・カラーモードはCMYK
・インクジェット印刷は、デザインデータをCMYKの4色に分解して印刷します。
・RGB(PCやスマートフォンの画面で表示される色合い)で作成された場合には、印刷時にCMYKに変換しますので、ご希望の色合いと異なる仕上がりになる場合がございます。これはCMYK(インクで再現する色合い)とRGB(光で再現する色合い)による違いで、避けることはできません。
・特に鮮やかな色合いは沈んでしまう可能性が高いので、ご注意ください。

・画像データの解像度は350dpi
写真やイラストなど画像データで入稿する場合は、印刷したい実寸で、解像度350dpiの画像でご入稿ください。
WEBサイトなどで使用されている画像ですと、解像度が72~96dpiのものが多いです。
パソコン画面できれいに表示されていても、印刷するとぼやけたりギザギザになったりしてしまいます。

・白は「無色」
インクジェットのインクに白はないため、白い部分は印刷されません。本体色そのままになります。
※ホワイトインク(白引き)をご希望の場合はお申し付けください。

・金、銀、蛍光色、特色(PANTONE、DICなど)は不可
C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(黒)の4色のインクの掛け合わせで印刷するため、特殊なカラーは再現できません。

・その他の注意点
フルカラー印刷は、入稿いただいたデザインそのままに印刷をするので、不要な背景が残っていると、そのまま印刷されてしまいます。
ご使用のモニターや環境によって、仕上がりがとしてイメージしている色味と多少見え方が異なる場合がございますのでお気を付けください。

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